高千穂の夜神楽を訪ねて [旅行]
高千穂地方に伝承されている「神楽」は、
天照大神が天の岩戸に隠れられた折に、岩戸の前で天鈿(うずめ)女命が調子面白く舞ったのが始まりとされていて、
毎年11月末から秋の実りに対する感謝と翌年の豊作を祈願する為に各村々で33番の夜神楽が行われる。
今回は高千穂神社で行われている観光夜神楽を見学に一人旅行を計画した。
高千穂神社では既に秋の気配が…
神楽殿前で開演を待つ
開演前になると神楽殿は、ほぼ満員の観光客で埋まった。
午後8時、お囃子と共に夜神楽が始まった。
「手力雄の舞」
天照大神を探して、手力雄命が舞う
「鈿女の舞」
天照大神を岩屋より誘い出そうとする天鈿女命
「戸取の舞」
岩戸を取り除いて天照大神を迎え出す手力雄命
「夜神楽せり唄」
会場の皆さんと一緒に唄いました。
1.今夜(こよ)さ夜神楽にゃ せろどて来たがサイナー
せらにゃそこのけ わしがせるノンノコサイサイ
ヨイヨイサッサ ヨイサッサ ヨイヨイサッサ ヨイサッサ
2.さまは三夜の 三日月さまよサイナー
よいにちらりと 見たばかりノンノコサイサイ
「御神躰の舞」
夫婦円満を象徴している舞。
迫力の約1時間の夜神楽が終わった。
今度は家族と一緒に訪れたいものだ…
撮影:2010年10月1日 SONY α900 Planar T*85mm F1.4 ZA
(注)夜神楽、各舞の説明は高千穂町観光協会配布の資料より引用させていただきました。
コメント 0